毛量多い隠れハゲが、ベジータ型M字ハゲを克服し始めた話

M字ハゲ AGA

アラサーの自分がAGAクリニックを利用してM字ハゲを治療した話です。現在お薬を飲み始めて3ヵ月。目に見えて効果が出ていることと、副作用も確認できたのでお伝えします。

筆者のハゲ具合と治療歴

下の写真は治療前のものです。

治療前の写真、生え際に産毛はなく、薄くなりかけている

「たいしてハゲてないじゃん!」と思われるかもしれませんが、18歳の頃に比べると1センチ以上生え際が後退しています。

頭皮が出ているところは産毛すらなくツルツル、生え際は薄くなりかけているのがわかるでしょうか。

筆者の治療遍歴

ハゲ始めてから10年間、サプリから漢方、ジェネリック医薬品まで幅広く試してきました。流れは以下の通り

18歳になってからオデコが広がり始める。

パソコンの見過ぎだと思って、アントシアニンのサプリを飲み始めるも、変化を感じず2カ月で辞める。その後も市販品をネット口コミで得た情報で買ってみるも効果なし

22歳になり、ジェネリック医薬品に手を出す

ジェネリック医薬品でミノキシジルとフィナステリドを試すも、当時合宿をする機会が多く、周りの目を気にして薬を飲めなかったり、金銭面のキツさから成果が出る前に辞める。

意を決してAGA専門クリニックに挑戦する

これまで、「ハゲを治療する」ことに対する羞恥心から、個人で秘密裏に購入できるものばかり試していた。

しかし、アラサーになって、まだ結婚どころか彼女もいない現状を鑑み、まだ禿げに甘んじる時ではない!と思い立ちAGAクリニックへ行く。(専門的なクリニックが増えてきたことも大きな要因だった)

M字ハゲが改善してルンルン気分←イマココ

AGAクリニックでの治療を開始して4カ月経過。ずっと後退し続けていたM字部分に毛が生えてきて、禿げに悩むことは無くなりました。

むしろ今後どこまで髪が生えるのか期待感がやばいです。

AGAクリニックってどんなとこ?

自分が行ったのはAGAヘアクリニック。院内はお洒落なオフィスのように清潔感があり、診断は完全個室で行われます。

ズラッと並ぶ個室のドア。同じような通路があと二つあります。

始めにヘアカウンセラーという資格を持つ専門家が、現状や治療の方向性についてカウンセリングしてくれます。

その後、お医者さんと面談。

初診の際は、血液検査用の血液を採って、検査結果で問題がなければお薬が処方されます。

薬の内容は、症状と患者の体質、治療の方向性に合わせてバリエーションがあります。

実際に行った治療

自分はミノキシジルとデュタステリドを処方してもらいました。どちらも錠剤です。

ミノキシジルは頭皮に直接塗布するタイプもありますが、毎晩ぬりぬりするのは面倒だし忘れてしまいそうなので、錠剤を選びました。おかげで、普段AGA対策にすることは、朝2錠のお薬を飲むだけ。5秒しか掛かりません

AGA治療から3か月後のビフォーアフター

現在(2020年5月31日)のオデコはこんな感じ

治療開始から3ヵ月後の写真。生え際が戻り始め、産毛が豊富になっている

治療前はM字部分がツルツルだったのに対して、今はしっかり産毛が生えています。

また、生え際自体も前進しており長さはまだ短いものの、まともな髪の毛も生えてきております。

以下は治療前(左)後(右)を比較したもの

治療前(左)と3ヵ月後(右)の写真。M字ゾーンの生え際の前進と産毛の増加が見て取れる

オデコの上の生え際は写真ではあまり変化が見えませんね。鏡で見てる分には、改善されている感覚はあります。

一方、M字部分の産毛の増加がハッキリとわかります。治療前は太い毛のすぐ隣が地肌でしたが、3ヵ月後は太い毛→産毛→地肌と自然なグラデーションになっています。

個人的にこの変化は大きい収穫です。

デメリット

むろんデメリットもあります。

保険適用外なので、お金がかかる

自分が服用しているお薬だと、月に17000円かかります。

年間だと20万4千円。

この出費は正直でかいです。基本的に、AGAは薬の服用をやめると以前のハゲ状態に戻ってしまうので、遺伝子にあらがい続ける限り、このコストはかかり続けます

個人的には、結婚して子供ができたら辞めてもいいのかなって考えてます。(白髪でフサフサな爺さんにもなってみたい気もしますが)

内服するミノキシジルは体毛が濃くなる

ミノキシジルは毛の成長を促進させるものです。外用薬であれば、塗った場所だけ効果が出るのでしょうが、内服薬だと足から頭まで全身の毛が濃くなります

自分の場合、体毛は少し太くなり、長さが増したので、鏡で自分の方や腕を見た時にうっすらと毛が生えている感が出てきました。

自分でははっきりと変化を感じますが、他人から見て目立つ変化かどうかは微妙ですが、体毛の濃さに悩まされるのであれば精神的負担はプラマイゼロになるかもですね。

献血できない

AGA治療で薬を服用していると、血中に薬の成分が含まれることになります。

そのため、献血することができません。献血をよくする人や、クリスチアーノロナウドにあこがれている人は、抵抗があるでしょう。

参考:日本赤十字社 献血をご遠慮いただく場合

自分もヘアカウンセラーの方に、「献血はできません」と言われたときには、ちょっと迷いました。なんか、通常ではない状態になるって感じたんですね。

まあ、背に腹は代えられないので、自分は治療を受けることを選びましたが、、、

持病や生活習慣によっては、体に悪影響がある

お薬を処方される前に、血液検査が行われるのであれば、治療を行うことで健康面で大きな問題がないか”お医者さんが確認するので、その点は安心して大丈夫です。

ただし、ミノキシジルやデュタステリドの副作用として、血圧の低下や勢力減退など体への変化があります。

自分の場合、禿げている以外には体力的にも精神的にも健康ですし、定期的にトレーニングや草野球といった運動をしているせいか、精力減退などの悪影響はありませんでした。

それでも今後、年齢を重ねていけば問題が生じる可能性があります。もちろん、それに抗うために鍛えていくつもりですが、、、

メリット

髪の毛について悩む時間がなくなる

「M字ハゲは遺伝だから治療が難しい」という情報をよく目にしていたので、半ば諦めながらも、日に日に進行していくまっさらな頭皮を鏡で見ては悶々としていました。

特に、美容室に行って、シャワーしてもらった後なんかは、なぜかオールバックにされた状態で席へ戻るので、鏡をみて「やっぱベジータに近づいてるなぁ」と人前で切なさを感じざるを得なかったわけです。

そういった、日常における”小さいけれども頻度の高いネガティブな感情” が無くなるので、劇的な変化はありませんが、生活の幸福度は間違いなく上がっていると思います

行動に対する体の反応をみるのが楽しいし嬉しい

コンプレックスが解消される以外にも、実験的な楽しみがあります。

これまでサプリや市販品、ジェネリック医薬品を試してきて効果を得られなかった自分としては、目に見える変化が自分の体に現れるのが楽しいです。

食生活を変えて、筋トレをして、体型が変化していく過程を楽しい、、、みたいな感じですね。

今後どうするか

しっかりと毛が生えてきて非常に満足しているので、今後もAGA治療は続けていくつもりです。

ただ、体毛が濃くなっているのは否めないので、半年~1年ほどしたら、ミノキシジルを内服から外用に変えてみようかなと考えています。

参考

AGAヘアクリニック

日本赤十字社

コメント

タイトルとURLをコピーしました